東京モーターサイクルショーで見たガレージグッズ

投稿日:2023年3月29日 | 最終更新日:2023年3月29日

2023年3月24日(金)から26日(日)まで東京ビッグサイトで開催された「第50回東京モーターサイクルショー」へ行ってきました。
バイク好きにとっては年に1度のビッグイベントとなる東京モーターサイクルショー。国内外の二輪ブランドや関連商品の最新モデルが集まるショーは、連日多くの来場者で賑わいました。
四輪と同じく、バイク好きの中にはメンテナンスを楽しむオーナーも多いので、こうしたショーにはガレージグッズの展示もあります。例年に比べると少し少ないような印象もありましたが、今回は会場で見かけたガレージグッズについてご紹介します。

メンテナンス・スタンド

メンテナンス・スタンド1

メンテナンス・スタンド1

バイクのメンテナンスで欠かせないのがメンテナンス・スタンドです。サイドスタンドやセンタースタンドをかけた状態でもバイクいじりは可能ですが、ホイールが接地したままだと足まわりのメンテナンスや掃除はとてもやりづらいもの。そうした時に便利なのがメンテナンス・スタンドです。上の写真は二輪用品大手「デイトナ」のブースに展示してあったメンテナンス・スタンド。

メンテナンス・スタンド2

メンテナンス・スタンド2

バイクの場合、車体をリフトさせるにはいくつかの方法があり、大別すると「フロントタイヤを浮かせる」「リアタイヤを浮かせる」「車体全体を浮かせる」の3種類となります。デイトナのブースでは、この3種類に対応したスタンドを用意していました。写真のU字型のスタンドはフロントタイヤやリアタイヤを浮かせるためのスタンドで、浮かせる際にはフロントフォークやスイングアームにスタンドを当てるもの。このスタンドを使うとホイールがフリーになり、足まわりのメンテナンスが容易になります。

メンテナンス・スタンド3

メンテナンス・スタンド3

こちらはフレームに当てて車体を浮かすためのフレームスタンドです。フレーム幅に合わせてスタンドが伸縮可能になった構造です。上向きに突き出たゆるいV字型のパーツでフレームを支えます。

メンテナンス・スタンド4

メンテナンス・スタンド4

こちらはさらに簡易的なリアホイール用のイージーリフトアップスタンド。バイクの場合、駆動方式にチェーンドライブを用いる車両が大半で、飛散したチェーンオイルで汚れたリアホイールを掃除するのは日常的な作業のひとつです。そんなときにリアホイールスタンドがあると便利ですが、このイージーリフトアップスタンドはもっと気軽にリアホイールを浮かせることができるアイデア商品です。
サイドスタンドで停車させたバイクのスイングアームにスタンドをセットして、あとは高さを調整するだけで簡単かつ安全にリアホイールが地面から離れます。冒頭で紹介したようなメンテナンススタンドは置き場所も必要なので、そういったスペースがない方にとってはこうした商品は魅力的でしょう。

コンテナガレージ

コンテナガレージ1

コンテナガレージ1

こちらはデイトナがリリースするコンテナガレージです。バイク乗りにとってもガレージはやっぱり憧れのアイテム。デイトナのガレージは堅牢性と使い勝手を両立させた作りで長年支持されています。

コンテナガレージ2

コンテナガレージ2

コンテナガレージ3

コンテナガレージ3

ハーレーダビッドソンなどの大型バイクでも収納できるコンテナガレージは、純粋な車両保管庫としての用途から、メンテナンス作業も可能なガレージとしての用途までをカバーする様々なサイズが用意されています。

今回の東京モーターサイクルショーでは、他にもバイクガレージが複数のブランドのブースに展示されてバイクオーナーたちの注目を集めていました。次回のニュースでは、独自の構造を保つコンテナガレージや、その他のガレージグッズについてもご紹介します。

ライター 土山 亮

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