OtherLife Style4ガレージのカタチは、それを使う人のライフスタイルのカタチ…

【Style4】自分らしい暮らし編

ガレージは、その主(あるじ)に似る。
ガレージのカタチは、それを使う人のライフスタイルのカタチ…

ライター 夢野忠則

自転車(ロードレース)、スキー、ウインドサーフィン、キャンプ…

今回、取材させていただいたMさんのご趣味は、実に多彩です。
ガレージに駐められたスバル・レガシーツーリングワゴン(MT)の役割も、
そうした趣味の道具を積み込んで走り回るため、と割り切っていらっしゃる。

趣味のためのガレージ…  それが、Mさんのガレージです。
いかにも高価そうな、美しいロードレーサーに、思わず見とれていると…

「耐久レースに出場したりしています。
たしかに自転車としては高いですけど、クルマに比べたら安い趣味です。
スポーツカーと同じで、できるだけ軽いほうがスピードは出るので、
1gでも軽いパーツを探してきては取り替えたりして、ちまちま楽しんでます。
自分が痩せるのが、いちばん効果的なんですけどね(笑)」

それにしても、多趣味でいらっしゃる…

「若いころは、ダイビングもやっていました。
自分と自然のチカラだけで動いたり、動かすことができるものが好きなんです。」

なるほど。 たしかに多彩ではあるけれども、いっぽん筋が通っている。
だけど、その趣味の多さに比例して、道具の数も半端ではない…

「以前は、高層マンションの30階に住んでいたんですよ。
眺望は素晴らしかったんですけど、いちいち道具を下まで運ぶのが大変で…
それで趣味の道具が置ける広いガレージを探して出会ったのが、ガレントでした。
えぇ、もう即決です。1LDKという居住スペースも、ちょどよかったですしね。」

30階の高層マンションの暮らしも、快適だったのでは?

「結局、生活のなかの何を大事にするか、ということだと思うんです。
ここなら、クルマに道具を積み込んで、いつでも、すぐに出かけられます。
考えてみたら、高層マンションの暮らしから失ったものは景色だけなんですよ。
でも、ここから海や山に向かえば、そこには美しい自然の景色があるわけで…」

Mさんのガレージには、無駄な“装飾”がない。
趣味のためのさまざまな道具だけが、アウトドアマンらしく整然と並んでいる。
けっしてシンプルではないけど、空間そのものが、まるで機能的な道具のよう…

「このスペースは、クルマや道具を収納しておくためのガレージであり、
自転車を組み立てたり、ツールをメンテナンスするためのファクトリーでもあり、
さらには、トレーニングルームでもあるんですよ。」

トレーニングルーム?

「えぇ、仕事から帰ると、ローラーに自転車を乗せて1時間ぐらい漕ぐんです。
モニターには、実際に走っているかのような映像が流れるようになっていて、
パソコンを通じて、スピードや走行距離も表示されるんです。
ちょっと、やってみましょうか…」

Mさんは自慢のロードレーサーをセットすると、軽やかに漕ぎ出した。
目の前のモニターのなかでは、ヨーロッパの美しい街並みが流れ去っていく。

ガレージは、クルマやモノを置いておく“静的”なものだ、と思っていた僕には、
まるでガレージそのものが走り出したかのような、その光景は新鮮だった。
まさにMさんにとって、このガレージは機能する道具の、いや生活の一部なのだ。

「そうかもしれませんね。こんな生活は、このガレージハウスと出会わなければ、
とても実現できませんでした。 理想的な住環境だと思っています。
ただ、次に住むところをどうすればいいのか… 今から、それが心配で(笑)」

僕には、たくさんのガレージを取材させていただいて、わかったことがある。

それは、「ガレージは、その主(あるじ)に似る」ということ。
ガレージのカタチは、それを使う人のライフスタイルのカタチでもあるのだ。
だから、アクティブなMさんの場合には、ガレージもまたアクティブになる。

高層マンションからの眺めと引き換えに、Mさんが手に入れたもの…
それは何よりも大切な “ 自分らしい暮らし方 ” だったのかもしれません。

夢野忠則/プロフィール
クルマ馬鹿サイト「BACCARS」主宰、NPO法人ココロードプロジェクト理事。
2005年より、ほぼ毎日書き続けるブログ「夢野忠則のクルマ馬鹿で結構!」は、
楽天ブログ(クルマ・バイク部門)でアクセス数日本一を記録。

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