CarLife Style14手に入れたかったのは、ガレージではなくガレージライフ…それは至福の時間と空間を手に入れる、ということ。

【Style14】クルマと一緒にくつろげる編

手に入れたかったのは、ガレージではなくガレージライフ…
それは至福の時間と空間を手に入れる、ということ。

ライター 夢野忠則

GarenT入居者の方に「以前は、クルマはどこに置かれていたのですか?」
とお尋ねすると、ほとんどの人は、月極駐車場を借りていました、とお答えになる。
だから、屋内ガレージを探された理由は…

屋根無しだったので、愛車を雨露にさらすのがつらかったからとか、
自由にクルマをいじったり、パーツを保管できるスペースが欲しかったからとか…

そういう理由である場合が多い。 洗車するのが趣味みたいなもので、とか(笑)
だけれども、今回お話をうかがったSさんの場合は、ちょいと違っていました。
Sさんは、僕の質問に、こうお答えになった…

「屋根つきのガレージなら、すでにあるんです。」

え?  思わず、聞き直してしまいました。 詳しくお話をうかがうと…

Sさんが所有されているクルマは、ポルシェ911 GT3 RS、
メルセデスのGクラス、SLK、C63… 普段の足には、スマート(ブラバス)…
そして今回、GarenTに鎮座していたのは、フェラーリ430スクーデリア…

つい先日までは、この場所にはロータス・エキシージが駐められていたそうで、
富士スピードウェイをガンガンに攻めていたら、さすがにエンジンがくたびれて、
ついでにサーキットまで行くのも疲れるから、エルグランドに買い替えました、
とSさんは、爽やかな笑顔でさらりとおっしゃる。

ちなみに、さらに自転車(本格的なロードレーサー)が5台に、
これまた趣味でコレクションされているミニカーが、なんと約1000台!

スポーツカーが大好きで、430の前は360チャレンジストラダーレ、その前は355、
911の前はアストンマーチンと、なんとも華やかな、というより夢のような車歴…

「スーパーカー世代なもので、子どものころからスポーツカーに憧れてました。
走るのも大好きなので、サーキットでスポーツ走行を楽しんだりしています。
クルマを自分でいじったりするよりも、とにかく速く走らせることが好きですね。」

「好きなクルマを集めて、気がついたら、こんな台数になってたって感じですね。
ミニカーも、自転車も、クルマも、子どもがオモチャを欲しがるようなものです。
もちろん、頑張って仕事をして。 そのために働いているようなものですよ(笑)」

もちろんSさんは、これだけのクルマを駐めておけるだけの立派なガレージを、
当たり前だけど、すでに別の場所にお持ちでいらっしゃる。

では、なにゆえに、GarenTを?

「クルマを駐車しておくためのガレージが欲しかったわけではないんです。
クルマと一緒にくつろげる、“ガレージライフ”を手に入れたかったんですよ。」

「だから、ここにはクルマを2台は入れられるけど、1台しか入れずに、
そのかわりソファを置いて、気に入っているミニカーと、あとはお酒を置いて…」

「好きなクルマを眺めながら、音楽を流して、ひとりでグラスを傾ける…
ときには仲間たちが遊びにやってきて、みんなでワイワイ騒ぎながら…
そして、そのままそこで眠ることもできる… そんな空間が欲しかったんです。」

GarenTに入居するということは、ガレージライフを手に入れる、ということ。
なるほど、屋根無しの月極駐車場と賃貸ガレージハウスの、いちばんの違いは、
もしかしたら、そこにあるのかもしれません。

では、ガレージとガレージライフとの違いとは、なにか?

それは、クルマを駐車しておくための“スペース”を借りるのではなくて、
クルマとともに過ごす“至福の時空間”を手に入れる、ということなのですね。

 

夢野忠則/プロフィール
クルマ馬鹿サイト「BACCARS」主宰、NPO法人ココロードプロジェクト理事。
2005年より、ほぼ毎日書き続けるブログ「夢野忠則のクルマ馬鹿で結構!」は、
楽天ブログ(クルマ・バイク部門)でアクセス数日本一を記録。

 

 

BACCARS

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